個人事業主として登録すると、年度末に税務署に確定申告が必要であり、その処理法は別項で説明しました。
同時に関係するのが、e-TAXです。つまり、経理処理にIT技術を利用したなら当然、申請までIT処理で完結したいものです。
e-TAXは居住市役所への申請で、住民基本台帳カードの取得から始める必要があります。
煩わしい手続きと、処理法が面倒です。
そこで、このサイトに私の経験をまとめ、皆様に参考にして頂こう思います。
- e-TAXのポイント
- e-TAXを利用するには!
1.市役所窓口で住宅基本台帳カードを取得する。
2.市役所窓口で公的個人認証サービスの電子証明書を取得する。
3.ICカードリーダライターの購入。
4.電子証明書を利用するための必要なアプリソフト（公的認証サービス）をパソコンにインストールする。
5.e-TAXの手続きは確定申告サイトにアクセス(平成23年度分確定申告特集ページ）して情報を入手する。
- 住宅基本台帳カードを取得するには!
・市役所にて、顔写真と本人確認書類を添えて、交付申請をします。手数料500円
- 公的個人認証サービスの電子証明書を取得するには!
自宅からインターネットを通じて、国の機関への届出や申請をするために、公的認証サービスを受ける必要が
あります。そのサービスを受ける為に電子証明書の発行を申請します。
・住民基本台帳カードを添えて、電子証明書申請書にて交付申請します。手数料500円。
- ICカードリーダライターの購入には!
住基カードの内容をリード/ライトするには、カードリーダライターが必要になります。最新のパソコンには
リーダライタ機能を内蔵したタイプもあります。（eddyカードやsuicaカードを読めるもの）
・非接触タイプの最新式の製品を電気店で購入します。購入費用は確定申告で請求できます。（5,000円以下）
- アプリソフト（公的認証サービス）をパソコンにインストールするには!
電子申請をするために必要な物は、インターネットに接続できるパソコン、住民基本台帳カード、住民基本台帳
カードを読む為のICカードリーダー/ライター、動作させる為のアプリケーションソフトになります。
・公的個人認証サービスポータルサイト(htt://www.jpki.go.jp)を開いて、表示される案内に従ってアプリケーション
ソフトのダウンロードとインストールを行ってください。
・これでICカードリーダに住基カードをかざす事によって、e−Taxシステムを動かすことが出来るようになりました。
- e-TAXでの確定申告
- 住基カードを用いた認証サービスを受ける準備ができたら、いよいよ確定申告書の作成です。
・国税電子申告･納税システム(http://www.e-tax.nta.go.jp)をアクセスして、確定申告書を作成していきます。
分かりにくい部分もありますが、細かく説明されていますので、慎重に作成して下さい。
・確定申告書が完成したら、e-TAXでの電子申請処理を実行して下さい。
- 青色申告との関連について
青色申告を参照して下さい。
- トラブル対応について
2016年度申請でカードリーダが読めませんでした。
・3年前に購入の「ソニーRC-S330」から読み込めず以下の対応をしました。
ソニーのサポートページ http://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/download/felicaportsoftware.html?j-short=fsc_dl
から指示に従ってダウンロード、インストールすればOKです。
昨年度も同じことをした記憶があります。
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